源平合戦と河野通信
6.苦難の通信、家来を救う
 父の戦死、本拠地・高縄城の落城により窮地に立たされた通信ですが、ひとまず母の実家の
 安芸国(広島県)沼田郡に渡り、従弟の沼田次郎とともに戦います。その沼田次郎も降人と
 なり、通信の軍勢も500余騎が50騎となり、最後は数騎までになります。それを追ってきた
 平氏武者・讃岐七郎に、最後の一人になっていた家来がつかまり、殺されそうになりました。
 通信は目指す小船までたどりついていたのですが、家来の危機を見てとるとすぐさま引きかえして
 讃岐七郎を討ち取り、危ういところで家来を助けると、その家来と二人で小船に乗って逃げました。
 「平家物語」のエピソードで、通信の豪勇ぶりを伝えています。