捨てひじり一遍上人
17.遊行する一遍たち
 一遍は多くの信者をひきつれ、北は奥州から南は大隅(鹿児島県)まで、国内各地を
 15年におよび遊行します。遊行は「踊り念仏」と「念仏札」の配布によって行われ、
 教義もわかりやすく、飢餓、疫病、殺戮(さつりく)が蔓延(まんえん)した当時の民衆から、
 一遍は大変慕われました。
 また、その時代には珍しく、男女平等・人間平等を時、時宗(じしゅう)の開祖となります。
 「となふれば 仏もわれもなかりけり なむあみだぶつ なむあみだぶつ」(一遍上人)